HSPとは?敏感な人の特徴と生き方を徹底解説!
最近話題のHSPについてまとめた記事です。この記事を読むとHSPの人の特徴を知り、理解を深めることができます。HSPの悩みや自己理解に役に立つと思いますので参考にしていただけると幸いです。私自身もHSPなので自分自身が感じてきたことなども書いています。
HSPの特徴と長所・短所
HSPとは?
HSP(Highly Sensitive Person)とは、敏感な人のことを指します。HSPは、周囲の刺激に過剰に反応する傾向があり、感受性が非常に高いとされています。HSPの割合は、人口の約15%~20%程度と言われています。自分の周囲には、ほとんどいないと思っていましたが意外といることがわかりますね。
HSPの長所
①感受性が豊かである
周囲の空気や雰囲気などあらゆるものを敏感に察知し、他人の気持ちや感情を共感することが得意です。そのため、思いやりがあります。また、美術や音楽など、芸術的なものに対しても敏感に反応し、感性が豊かなことが特徴です。食べ物の味などにも敏感です。
②思慮深い
深く考えることが得意なため、計画を立てたりすることが得意です。何事にも慎重でよく考えてから行動に移すため、危機管理能力が高いです。
③誠実である
どんなことにも誠実であり、約束や締め切りは必ず守り、待ち合わせには絶対に遅れません。また、責任感が強く何事にも真面目に取り組みます。
HSPの短所
①過剰な思考に陥りやすい
刺激を強く受け取るため、過剰な思考に陥りやすい傾向があります。過去の失敗や未来への不安などに対して、過度に考え込んでしまうことがあります。また、周囲からの評価に敏感であるため、自分自身に対しても過剰な要求をかけてしまい、自己批判に陥ることがあります。
②刺激やストレスに弱い
過剰な刺激やストレスに弱い傾向があります。周囲の環境に敏感であり、ささいな光や音、匂い、温度にも強くストレスを感じます。そのため、ストレスによって身体的な不調や精神的な疲れを感じやすく、ストレスが続くと、疲れやすくなったり、心身ともに不調を起こしたりすることがあります。特に、人ごみなど刺激が多い所が苦手で、静かな場所を好みます。
HSPの私が感じたこと
HSPの人は物事をネガティブな方向に考えやすく、HSPの短所の面だけに目を向けがちですが、長所もたくさんあるのではないでしょうか。HSPとして苦労してきたことは、やはり周囲の環境によるストレスです。人が多い場所ではものすごく神経を使い、疲れますし、小さな音や生活音などが気になり集中ができません。光にも敏感で太陽光がまぶしく感じます。環境によるストレスから、中学、高校の時はよく胃腸炎になっていました。特に、他人が怒られていると自分が怒られているくらい不快感を感じていました。また、背後に人がいるとリラックスできません。他には、行動を起こす前に深く考えすぎてしまい、なかなか行動に移せなかったり、他人に気を使いすぎてしまったりします。また、周囲の人のちょっとした言動を気にしすぎて、傷ついてしまったりします。
しかし、良い面もあると最近感じています。例えば、私の場合は味覚が敏感で手先が器用なので、料理を作るのが得意です。他にも、話し合いなどでは他人たちとは違った視点から意見を言うこともできます。このように良い面も少なからずあると思っています。悪い面ではなく、良い面に目を向け、長所を伸ばすことで自分自身の個性を生かしたより良い人生が送れるのではないでしょうか?